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本間 龍のブログ

原発プロパガンダとメディアコントロールを中心に、マスメディアの様々な問題を明らかにします。

私の刑務所体験(2) 刑務所は受刑者が運営している!2

 昨日は用務者が工場内の雑用一切を担っていると書いたが、日々の生活全てが受刑者の自給自足によって行われていると云っても過言ではない。刑務所というのは食料生産以外(府中のようにパンを作っているところもあるが)全てをその敷地内でまかなえるようになっているのだ。
 先ずは食事。これは炊場という三度の食事を作る工場があって、ここで全受刑者+刑務官の食事を作る。
次に洗濯。これも洗濯工場というのがあって、下着や靴下は平日毎日、上着やシーツ、枕カバーなどは日替わりで洗濯してくれる。受刑者は朝工場へ行く直前や夕食直後に自分の部屋の食器口に洗濯物を置いておけば、係が自動的に集めて工場へ持っていってくれるので楽ちん。ちなみに自分の部屋で衣類を洗濯するのは禁止行為で、勝手にやっているのが見つかると懲罰(注意され、閉居罰を受ける)となる。
これ以外には営繕といってム所内のあらゆる土木・電気・修繕工事をやってくれる工場もあって、水道管の詰まりなどはあっという間に直してくれる。図書工場は官本(貸出し用の本)の購入・管理、中央計算は全受刑者の各種購入伝票などを集中管理している。さらに医療を行う病棟、集会用の講堂、運動場も二箇所備えている。ム所はまさに一つの国のように、大抵のことはその敷地内で賄えるようになっている。そしてそれらの作業は全て、受刑者自身で行っているのだ。