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本間 龍のブログ

原発プロパガンダとメディアコントロールを中心に、マスメディアの様々な問題を明らかにします。

ノリピーの留置場内での扱いと量刑予想

 昨晩出頭した酒井法子容疑者は、昨年夏頃から夫に勧められて覚醒剤を炙って吸っていた、という供述をしているらしい。

 また、昨晩の出頭から、警視庁にはファンからの問い合わせや抗議の電話が殺到しており、中には自分が身代わりになって留置場に入ってもいい、という人もいたらしく、警視庁では今後のことは裁判で決まるので今はなにも答えられない、との応対に追われているらしい。

 そもそも所轄である渋谷署から東京湾岸署に移したのは、昨年オープンした湾岸署が最新の女性用拘留設備を備えていることと、渋谷周辺の混乱を避けるためと思われるが、「今後どうなるのか」などと言われても警察と検察は20日以内に起訴するための取り調べをするだけだし、全く関係のない人間に「いまどんな状況か」などと聞かれても答えられる訳がないので、そうした基本的なことを解説しておきたい。

 まずは現状について。
 ノリピーが東京湾岸署に留置されていることは事実のようだ。警察署内には留置場という被疑者などを収容する場所があり、雑居もあるが彼女のような有名人は独居(1人部屋)に入っている。女性用留置場内警備は男性ではなくて女性警官が担当している。湾岸署の設備は最新であの種の設備にしては非常にきれい。トイレも小窓はあるとはいえ衛生的だ。ただ、自殺予防のために全面鉄格子造りで外から丸見え、プライバシーはゼロに近い。
 
 基本的に安否や健康状態の問い合わせには、肉親や親戚以外にはその被疑者がそこに留置されているか否かも答えてはならないことになっているから、一般のファンがいくら電話しても無駄だし迷惑だからやめよう

まず留置場に着くと、身につけている貴金属等の宝飾品、時計等は全て領置(官側に預けること)となる。凶器にもなるし、雑居の場合は盗難騒ぎの元になるためだ。その他持参してきた所持金や着替え等も全て居室の外で領置される。余計な衣服を部屋の中に入れておくと自殺などに使用される恐れがあるためで、布団類でさえ部屋の中には保管せず、就寝時間になると各人が保管棚に取りに行き、朝になると片づける。筆記具も凶器となるため部屋内の保管は許されず、手紙を書くときだけボールペンを貸与されるが、これもペン先が極端に短い特注品である。そのあたりの注意は徹底しているといえるだろう。

 留置場内は朝6時30分起床、夜9時就寝。食事は支給される物のみ食べることが出来、差し入れ品等は一切禁止。東京の場合、朝と晩が弁当、昼は府中刑務所で作っているコッペパンが支給される。朝食7時、昼食12時はいいとして、夕食が17時というのが早過ぎて辛い。

テレビ・ラジオはなし。手紙は全て検閲されて問題ない物は渡されるが、きりがないのでファンレターなどはまとめてサンミュージックに回送されるのではないか。発信(手紙を出すこと)は認められているが、やはり検閲され、一日に出せる数も署ごとに定められている。

 だいたい朝8時〜9時頃から取り調べがあるが、それ以外はひたすら独居で時間をつぶすしかない。取り調べ時間は様々だが、女性だし凶悪事件でもないので、一回2〜3時間程度ではないか。書籍の購入はできないが差し入れは出来、自由に読める。新聞は署で用意した物を閲覧できるが、捜査との関係で自分の事件に関係する部分は墨塗りされる可能性が高い。また、自分で新聞を購入することはできない。
 
 服装は持参した物を自由に着られ、(ただし自殺予防のため紐になりうる物は外される。例えばジャージ類も、ひもで結ぶタイプは駄目で、ゴムならOK)下着類(ブラはNG)は毎日洗濯してくれる。ただ署にもよるが、風呂は一週間に1ー2回しかない。普通は冷房も入らないが、湾岸署は最新鋭だからひょっとしたら入るかも知れない。

 超がつく有名人とはいえ、留置場内で特別扱いはされない。電話も一切出来ないので、突然猛烈な孤独感に襲われる。面会は可能だが一回15分から20分間程度で短い。もちろん関係者として身分を証明できる人しか会わせてもらえない。
 
 逮捕されると20日の勾留期間中に起訴するかしないかを決める。今回既に本人も自白、証拠も揃っているので起訴は決定的で、有名人ゆえ大騒ぎになっているが非常にオーソドックスな覚醒剤取締法違反の裁判になるだろう。気になる量刑だが、初犯だし子供もいて、更に周囲が情状証人などにたつだろうから、おそらく懲役1年半、執行猶予3年程度ではないか。警察は今回の失踪劇を「旦那の逮捕による一時的なパニックによるもので、逮捕を免れるための逃亡ではないと判断していると報道されているので、このあと余程の余罪が出てこない限り実刑にはならないと思われる。

 次に気になるのは拘留期間だが、覚醒剤の購入ルート解明にノリピーの証言が重要なら長引くが、旦那がメインのルートであるならば、すでに家宅捜索も済んでいるし、保釈金を積んで意外に早く(10日間程度?)で出てこられるのではないか。もちろんその場合、自身の購入ルート、今回の潜伏先、協力者などについて素直に話していれば、の話だが。

 色々憶測はあったが、結局すなおにごめんなさい、と告白し、旦那に勧められて出来心で・・・という筋書きを選んだようだ。さてさて今後この騒動が他の芸能人にまで拡がっていくのか、(警察のやる気にもよるが)まだ暫くは騒動が続きそうである。

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