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本間 龍のブログ

原発プロパガンダとメディアコントロールを中心に、マスメディアの様々な問題を明らかにします。

押尾学未だ出頭せず 彼を待つ過酷な環境とは

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(最新号は、大阪個室ビデオ放火事件の記事を扱っています)




 昨夜逮捕状がでて、深夜の麻布署前は連行劇を見ようという報道陣と野次馬で大混雑だったらしいが、なんと本日21時過ぎの現在にいたっても押尾君は出頭・逮捕されておらず、警視庁捜査一課がその行方を追っているらしい。


 これだけの事件の容疑者の居場所を掴んでいないと言うのも間の抜けた話だが、ひょっとすると場所は分かっていて出頭を待っていることも考えられる。


 「出頭を待つ」というのは、逃亡の恐れがないと警察が判断した場合はよくあることだそうで、私も留置場で一緒になった暴力団の幹部が、「逮捕状をとったと警察から連絡が来たので、身辺整理のため一週間待たせてから出頭した」と話していたのを思い出す。のりぴーの場合も結局自ら出頭させる形をとった。


 ただ、昨晩も書いたが、出頭するにせよ逮捕されるにせよ

押尾君の心中は真っ暗だろう。三ヶ月近くも勾留されてようやく保釈され、裁判でもギリギリ執行猶予となったのも束の間、今度は最低でも10年近く拘束されることが分かっていながら、再び塀の向こうへ戻らなければならないからだ。


 そもそも一度釈放したのは、捜査側がわざと彼を泳がせて身辺を洗うつもりだったという観測もあり、ホッとさせてからまた更に深い奈落に突き落とすという、かなり峻烈な精神的圧迫を加えることになった訳だ。


 人が亡くなっているのだから当然と言えば当然だが、彼を待つ環境は非常に厳しい。まずMDMAを自ら保有していたというのはまぁ大した罪にはならないが、もう一つの保護責任者遺棄罪で起訴されれば10年以上もありえる。さらに今度有罪になれば、前の裁判の執行猶予分1年6月がそのままオンされてしまうのだから、合計で最低でも懲役10年超えの可能性がある。そうなれば出所の頃は40を超えてしまい、タレントとしての価値はゼロだ(もうすでにそうかも知れないが)。


 更に、普通初犯者は規律がそう厳格でない(累犯刑務所に比べれば、という程度でもちろん厳しいが)初犯刑務所に入るのだが、8年以上の実刑の場合は最初から累犯刑務所。


 累犯ばかりだから規律の厳格さは初犯刑務所の比ではないとされ、もちろん周りは累犯者、暴力団関係者、重要犯罪人ばかりだから環境もすこぶる悪い(暴力団関係者は初犯刑務所には収容されない)。


 府中刑務所(累犯)に面会に行った弁護士が、ム所内で「てめえらは人間じゃねぇ!」という刑務官の怒声を聞いてビビったという話も聞いたことがある。少なくとも黒羽ではそういう発言を聞いたことは一度もない。


 そんな先行きが想像できるからこそ、押尾君もそう易々と出頭する気になれないのは、既に東京拘置所での自由を制限された辛さを経験しているからだろう。それでも東拘は企業の研修所並にきれいだし、調べや裁判以外はお菓子も果物も食い放題だから、食事以外に嗜好品が一切なしのム所とは全く比べものにならない。


 事件の性質からいえば、もはや押尾君がどうなるというのは大した問題ではなく、その背後に見え隠れしている政治家のどら息子やタレント、その連中にクスリを流して甘い汁を吸っていた連中を引っ張れるかどうかが問題なのだが、ム所生活経験者としては(私は一年だけだったが)押尾君にご愁傷様、と一言申し上げたい気分だ。 
 
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