お次はケタミン・・歌手の詩音容疑者を逮捕
いやはや覚醒剤、MDMAときて次はケタミンか。歌手の詩音が今夜ケタミンの所持・使用で逮捕された。
家の中まで踏み込まれてというのだから完全に内偵されていたのだろう。逮捕者はまだまだでるに違いない。
私がケタミンで思い出すのが、自分の勾留中にM署で一緒の部屋になった人。ケタミンをキメていい気持ちで彼女と道玄坂を歩いていて、路上質問をしてきた警官にあっさり捕まったのだ。しかもその時鞄の中にケタミンをどっさり隠し持っていたらしいから警察を完全になめきっていた「豪の者」である。
（彼の説明によると）ケタミンとはもともと象などの大型動物確保に使用する麻酔剤だったものを人間の麻酔用に転用し、更にそれが闇ルートに流れ込んでドラッグ化したものだとのことで、元が象用だから効き目ももの凄い、とのことだった。
通常鼻腔から直接吸い込むらしいが、いわゆるダウン系で仕事中などでも吸えたらしい。何故仕事しながらそんなものを吸わなくてはならないのかさっぱり理解できなかったが、彼が「こうやって吸うんです」と鼻を押さえて実演してくれる姿がなんとも奇妙だったのでよく覚えている。
ただこの逮捕時、彼はすでに覚醒剤使用でベントウ持ち（執行猶予）だった。あと三ヶ月足らずでそれも終わるはずだったのに、執行猶予がついた１年半分と今回のを併せて３年以上にはなっただろうから、今はまだ塀の中にいるはずだ。
ことほど左様に、クスリ関係は一度はまるとなかなか抜け出せない。のりぴーはなんとか逃げ延びたが執行猶予中にまた手を出してしまうかも知れないし、押尾に至っては大好きなクスリはおろか、女さえ全くいない世界での暮らし(ム所）を１０年近く喰らう可能性がある。とにかく絶対手を出してはならない、と肝に銘じるべきなのだ。
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