愛子様騒動の深層(3/15 AERAを読んでみて)
愛子様が学習院初等科を不登校になっている問題が大きな波紋を広げている。
先日私のブログでも取り上げたところ、普段の10倍くらいのアクセスがあり、押尾事件と足利事件並みの盛況?である。どうも何か重大事件が起きるといきなりアクセス数があがるのは良いことなのかどうか・・・
ことの起こりは3月4日に愛子様が不登校になっていると報じた宮内庁から報道機関へののFAX。続いて5日に学習院が記者会見を開き、問題の存在を認めたことで騒ぎが大きくなった。
噂されていたのが、今日発売のAERA 3/15日号でこの問題をすっぱ抜こうとしている情報が漏れて宮内庁が先手を打ったというものだったが、果たして今号を読んでみると確かにその通りのようだ。
記事は「愛子様不登校の真相」と題し、「学習院初等科で学級崩壊が発覚した」と報じている。生徒の親や関係者のインタビューも紹介し、昨日今日書いた記事ではなく、時間をかけた取材が根底にあることが伺える。
そして、宮内庁と学習院の発表に微妙なズレがあることも指摘。確かに、愛子様本人に何か乱暴があったのかどうか、双方が慎重に名言を避けているように見えるが、個人的にはどうやらその可能性が高いのではないかと感じられた。
AERAでも触れられているが、少々驚いたのが宮内庁と学習院の意思疎通の悪さ。
前首相の麻生君の国語力?をみればわかるが、親の名声と金さえあれば入れそうな学校。だからはっきり云って学習院の存在意義など「皇族の育成」以外になく、宮内庁とのもっと徹底的な意志確認が出来ているのかと思えばさにあらず、今はそうい時代ではないそうで、初等科の教師でもこの問題がマスコミ騒ぎになるまで全く知らなかった人がいるとか。
そして今日、肝心の愛子様本人は、雅子妃付き添いのもとで1時間だけ授業を受けて帰り、「明日はまだ不明」という状況。
本人が過剰に怯えているという見方もあるが、AERAの記事ではっきりした「学級崩壊」という現状が改まっていないのなら、今後の出欠も分からない。
ブログでも書いたのだが、この問題は幾つもの驚愕すべき事実をはらんでいる。
1 仮にも皇位継承者(になる可能性がある者)に対して、本当に暴力をふるう者がいるのか(それも学習院に)
2 学習院のような恵まれた子弟が集まる学校でなぜ学級崩壊が起き、そして改善されなかったのか
3 今回、なぜこうした問題が表沙汰になったのか
4 学習院と宮内庁の連絡がなぜこうもうまくいっていないのか
いずれも一昔前だったら絶対ありえない話。いくら時代の波がどうのこうのと云ったって、皇室の子どもを預かる学習院がこのようなドタバタ振りを露見させては、同じように皇室や王室をかかえる諸外国からいい笑い者になるだけだ。子どもを持つ親の立場からしても、今回の騒ぎは愛子様本人が可哀相なだけに思える。
そして心配されているのは、今回の騒動の犯人?がパッシングを受けて魔女狩りのような状況になったり、いつの間にか転校して姿を消したりすると、それがさらに愛子様の心的負担になるのではないかということ。ここまで騒ぎが大きくなると昔ながらの?そうした手段も使えないだろうから、(今さらという気もするが)学習院はそういう点にも配慮した緻密な対応をとるべきではなかろうか。