新著のお知らせ「名もなき受刑者たちへ　〜黒羽刑務所　第16工場体験記〜」

※マスコミ・映像関係者の皆様
　勾留施設についての記事制作・番組制作等でのコメントや、ドラマや映画制作の設定監修等でご質問があればお気軽にご相談下さい。
　報道番組へのコメント、新聞社との特集制作、テレビドラマの設定監修等で実績がございます。
　また、週刊漫画サンデー誌上にてコラム「刑務所エリート」好評連載中！そちらも是非ご覧下さい！

　本日は新著のお知らせを。

　約３ヶ月かかって書き上げた新著のタイトルがようやく決定しました。
「名もなき受刑者たちへ　〜黒羽刑務所　第16工場体験記〜」で、宝島社SUGOI文庫から11月5日に発売となります。なんとアマゾンではもう予約できるので、左欄にリンクを作りました（まだカバーデザインが出ていません）。ご興味のある方は是非ご購入下さい。

　内容は、よくあるム所物とは全く異なり、私が体験した１６工場（知的障害者・身体障害者・認知症高齢者・オカマさんたちだけを集めた特殊工場）での日々を、オムニバス形式で日記風に綴ったものになっています。

　私はそこで用務者（他刑務所では掃夫・経理とも呼びます）として彼らのお世話をしていたので、その彼らの思い出を淡々と記し、なおかつ全体を通じて現在の刑務所行政がよく分かるようになっています。

　主題としては、知的障害者や認知症高齢者などのケアや治療がないことをさりげなく告発し、再犯問題の現状と解消への提案もしていますが、非常に分り易い内容になっていますので、高校生にも読めます。ご覧いただければ幸いです。　

よろしければ一押しお願い致します！