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本間 龍のブログ

原発プロパガンダとメディアコントロールを中心に、マスメディアの様々な問題を明らかにします。

テレ東「モリのアサガオ」、衝撃の死刑執行場面

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 昨晩テレ東の「モリのアサガオ」を見ていて驚いた。
同番組は、死刑囚と刑務官の心の交流を描いた、郷田マモラの傑作漫画をドラマ化したもの。

 NHKならいざ知らず(そのNHKも「セカンドバージン」などわけのわからないドラマを、わざわざ海外ロケまでして作ってはいるが)、民放では絶対に無理なはずの題材を、なんとあのテレビ東京が(テレ東さんごめんなさい)夜の22時台に連続ドラマとしてぶつけてきただけでも十分驚いたのに、昨夜の第二話が更に衝撃的だった。

 なんとラスト5分で、死刑囚の刑の執行をやってみせたのだ。通常、殆どのドラマなら、死刑執行シーンは死刑囚が執行台に立つまでとか、扉の向こうに消えていくくらいまでしか見せない。後は視聴者の皆様で想像して下さい、と逃げるのが常だった。

 ところがこの番組では、恐怖のため抵抗する死刑囚を大勢の刑務官が必死で押さえつけ、首に縄をかけ、3人の刑務官が同時にボタンを押して足元の板が開き、死刑囚が首を吊られて奈落に落下する瞬間までを克明に描いていた。

 ここまでの描写は、かつて劇場映画ではあったかも知れないが、民放ドラマでは初めての試みではないか。執行現場の描写は、8月末に公開された東京拘置所の刑場写真を参考にしたと思われる。情報公開が早速役に立ったわけだ。

 死刑制度に対する国民の支持率は8割を超えると言われるが、その殆どは、死刑執行現場など想像もしたことがないに違いない。重罪を犯したのだから極刑にせよとヒステリックに叫ぶくせに、その執行には我関せず、どこかの公務員が人知れず処理してくれるだろう、という無責任な「人任せ死刑主義」が大半なのではないか、と私は疑っている。テレ東のドラマ制作陣も、同じ気持ちで今回の映像を作ったのではないかと感じた。

 肝心のドラマ全体は妙にほのぼのとしてリアル感に乏しい場面が多く(原作がそうだから仕方ないが)、下手くそな若手の演技はパットしないが、それを補って余りある衝撃の死刑執行場面は、テレ東のこの番組にかける尋常ならざる意気込みを感じさせてくれる。よくやった、と心から拍手を贈りたい。また、原作も実に素晴らしいので、まだの方は是非一読をお勧めしたい。

モリのアサガオ―新人刑務官と或る死刑囚の物語 (1) (ACTION COMICS)

モリのアサガオ―新人刑務官と或る死刑囚の物語 (1) (ACTION COMICS)

モリのアサガオ―新人刑務官と或る死刑囚の物語 (2) (ACTION COMICS)

モリのアサガオ―新人刑務官と或る死刑囚の物語 (2) (ACTION COMICS)

モリのアサガオ―新人刑務官と或る死刑囚の物語 (3) (ACTION COMICS)

モリのアサガオ―新人刑務官と或る死刑囚の物語 (3) (ACTION COMICS)

モリのアサガオ―新人刑務官と或る死刑囚の物語 (4) (ACTION COMICS)

モリのアサガオ―新人刑務官と或る死刑囚の物語 (4) (ACTION COMICS)

モリのアサガオ―新人刑務官と或る死刑囚の物語 (5) (ACTION COMICS)

モリのアサガオ―新人刑務官と或る死刑囚の物語 (5) (ACTION COMICS)

モリのアサガオ―新人刑務官と或る死刑囚の物語 (6) (ACTION COMICS)

モリのアサガオ―新人刑務官と或る死刑囚の物語 (6) (ACTION COMICS)

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