鈴木邦男さんにご紹介頂きました
勾留施設についての記事制作・番組制作等でのコメントや、ドラマや映画制作の設定監修等でご質問があればお気軽にご相談下さい。報道番組へのコメント、新聞社との特集制作、テレビドラマの設定監修等で実績がございます。
また、刑務所内部の話、刑務所を中心とした拘禁施設の現状、再犯問題、出所者の社会復帰についての講演・講義も行っております。お気軽にご相談下さい。
ー最近の講演・出演からー 主催団体/講演主題
☆2011年10月16日
千葉県ろう重複障害者施設をつくる会 私の刑務所体験・塀の中で出会った高齢者と障碍者
☆11月21日
学習院大学法学部庄司ゼミ 刑務所の実態と再犯問題
☆12月 8日
矯正と図書館サービス連絡会 刑務所の中と図書の重要性
☆2012年1月13日
TBS 「マツコの知らない世界」に出演しました
「マツコの知らない刑務所の世界」
☆2012年2月13日
週刊現代2/25号にて「転落の記」が紹介されました
☆2012年5月2日
文化放送「夕やけ寺ちゃん」に出演しました
☆2012年5月3日
有楽町ヒューマントラストシネマにて、映画「孤島の王」公開記念トークイベントに登壇しました。
先日のブログにも書いたが、先週文化放送「夕やけ寺ちゃん」に出演した際、一水会最高顧問の鈴木邦男さんにお会いした。もちろんお名前は見知っていたが、お話しするのは初めて。私のチャランポランな生き方など、はなから罵倒されるのではないかと覚悟をしてスタジオ入りしたのだが、なんと鈴木さんは拙著全部を読んで下さっていて、中でも「転落の記」を高く評価して下さった。
収録後も親しく話して頂き、「今度どこかで対談しよう」と言ってお別れしたのだが、なんと驚いたことにその翌日、早速「紙の爆弾」誌上で対談のお誘いがあった。それだけでも有難いのに、更に連載しておられる「マガ9」http://www.magazine9.jp/kunio/120509/ 誌上でも拙著の紹介をして頂いた。もう頭が下がりっぱなしである。
実は、「転落の記」発売から3ヶ月が過ぎ、全国の読者から多数の感想を頂いた。その殆どは自らの辛い経験や境遇を吐露し、拙著の記述に自らをだぶらせて読んだ、という内容だった。特に人生においてなにがしかの挫折や辛い苦労をされた方には、私の思いが伝わってくれているらしい。鈴木さんも激動の人生を歩んで来られた方だから、何かが彼の琴線に触れたのだろう。
元受刑者が人生をやり直そうとすると、「犯罪者のくせに」「人に迷惑をかけたくせに」と蔑まれ、特に私のような、自らの体験を発信する者には「刑務所に入ったことを売りにしている。反省していないからだ」という批判をする人がいるが、それはそれで結構だと思う。私が感じてきたことは全て拙著に書いたし、それを理解できない人にそれ以上のものを望もうとは思わない。しかし世の中には、鈴木さんのように私の思いを理解し、受け止めてくれる人も大勢いる。私は今後も、そういう人たちとお付き合いしながら、受刑者や出所者の待遇改善、社会復帰促進に微力を尽くしたいと思っている。