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本間 龍のブログ

原発プロパガンダとメディアコントロールを中心に、マスメディアの様々な問題を明らかにします。

塩谷町への意見、7割が賛成

     <取材、お仕事のご相談はryu.homma62@gmail.comまでどうぞ>

 

 一昨日の塩谷町の件で、アワープラネットTVさんのサイトに非常に詳しい記事があったので、転載させて頂く。7日の意見表明以来、町役場には140件の意見が寄せられ、そのうち賛成は98件、反対は42件だったという。約7割が賛成だった訳だ。

 再度私の意見を述べるが、最終処分場建設に反対することは、決して地域エゴではない。汚染物質はその発生した場所に返しましょう、という極めて自然で当たり前な道理だ。それなのに、あろうことか国がその道理を無視した行為を行おうとするから、反発を食らうのだ。

 それにしてもこの栃木県の福田知事は、「指定廃棄物の放射性物質の濃度が下がったあとに掘り出して路盤対策に利用するな ど、跡地を活用する考えはないのか」などと訳の分からないことを言っている。地元の反対を少しでも和らげようという腹なのだろうが、放射性物質の濃度が下がるのはいつになるか全く分からないし、そもそも住民はこの施設建設そのものに反対しているのだから、何の解決策にもならない。鹿児島の知事といい、この福田知事といい、政府の腰巾着みたいな知事ばかりだ。

 それと福田知事は、『指定廃棄物に対する「正しい知識」の普及や啓発。風評被害対策な どをマスコミの広報やセミナーなどを通じて実施するよう求めた』とのことだが、これこそが本ブログで繰り返し言及している「安心プロパガンダ」の実施要請に他ならない。こういう声に対応するという理由で、また巨額の無駄なPR費が税金から捻出されていく。これは今後とも要注意だ。

(以下転載) 

 

 

放射性廃棄物の最終処分場〜国と地元で平行線 | OurPlanet-TV:特定非営利活動法人 アワープラネット・ティービー

東京電力福島第一原子力事故に伴う除染で発生した放射性物質のうち、1キログラムあたり8000ベクレルを超える「指定廃棄物」。この栃木県内の最終処分 場候補地とされた塩谷町が建設に反対している問題で9日、環境省は県内の市長と町長を集めた会議を開き、望月環境大臣は計画を見直し考えのないことを伝え た。これに対し、塩谷町は県ごとに指定廃棄物を処分するとの枠組みを定めた「放射性物質汚染対処特措法」そのものを見直し、福島県内で処理すべきだと主 張。議論は平行線をたどった。
 
議論は平行線
宇都宮市で開かれた会議には、望月環境大臣と栃木県の福田知事、県内のすべての市長と町長が出席した。望月環境大臣は冒頭、「候補地の選定をやり直すべき だという意見が出ているが、今日の会議で選定手法を再確認したい」と述べ、建設の前提となる詳細調査について、改めて理解を求めた。
  
これに対し、塩谷町の見形和久町長は、同会議の過去の議論について、「議論をしたことは間違いないが、我々が結論を出したことはない。」と政策決定のプロ セスを問題視。さらに、「放射性物質は長きにわたり集中処理が求められる。汚染を拡散するわけにはいかない。」述べ、原発事故の影響で長期にわたって居住 が困難であると見られる原発周辺の住民に十分な補償をした上で、その地域に最終処分場を設置するよう提案した。
 
東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴って発生した放射性物質を含む指定廃棄物めぐり、国は2011年、「放射性物質汚染対処特措法」を定め、宮城、栃 木、群馬、千葉、茨城の5県は、それぞれ県内に最終処分を建設し、発生した廃棄物を焼却・処分する方針となっている。このうち栃木県では、過去5回、環境 省が市町長らを集めた会合を開催して、処分場候補地の選定方法を固め、今年7月30日、塩谷町が指名されたが、町は詳細調査を拒んでいる。またすでに3カ 所の候補地が挙げられている宮城県でも、加美町が詳細調査を拒否しており、県内では福島県内での処分を求める声が高まっている。
 
放射性物質の処分めぐり隔たり埋まらず
望月環境大臣は、「原発事故で大きな被害が出た福島県にこれ以上の負担を強いることは到底理解が得られない」と国の方針に変わりがないことを強調。これに 対し、福田知事は、各県で処理することを示した特措法を見直さないとする国の考えを容認。指定廃棄物に対する「正しい知識」の普及や啓発。風評被害対策な どをマスコミの広報やセミナーなどを通じて実施するよう求めた。さらに「指定廃棄物の放射性物質の濃度が下がったあとに掘り出して路盤対策に利用するな ど、跡地を活用する考えはないのか」と問うと、望月環境大臣は「しっかり検討したい」と応じた。国は、栃木県で処理する指定廃棄物が全て8000ベクレル 以下となるのは130年後と回答している。
 
会議の終了後の記者会見で、塩谷町の見形和久町長は「受け入れるという気持ちが私にはない。」と改めて表明。塩谷町の反対同盟に参加する住民とともに「国 の基本方針を見直してくれという運動を今後も続けていく」と述べた。また同日午後に、富岡町の町議会議員と意見交換したことを明らかにし、今後、福島第一 原発周辺の視察などもしたいとの考えを示した。
 
撤回求め町民600人がデモ
会議に先立ち、最終処分場の候補地となっている塩谷町の住民が、候補地の撤回を訴えるデモ行進を行った。呼びかけたのは「塩谷町民指定廃棄物最終処分場反 対同盟会」。15台のバスで駆けつけた住民ら600人が、頭に赤いはちまきを締め、のぼりやプラカードを掲げて「処分場はいらない」「山に埋めるな放射 能」「環境省は環境を守れ」などとシュプレヒコールを上げた。参加した塩谷町の岩間綾子さんは、「美しい緑に囲まれて、水が豊かな町です」と憤った。ま た、米農家の野田勲さんは「なぜわざわざ山に持ってくるのか。絶対反対です。」と訴えた。
 
7日に塩谷町の見方町長が、福島県内での処分を名言してから10日の昼までに、塩谷町に寄せられた意見は全部で140件で、そのうち町長の意見に反対する ものが42件。町長の意見に賛同するものが98件にのぼった。福島県内からのものもあり、反対が15件、賛成が13件となっている。
 
塩谷見方町長の発言要旨(塩谷町
http://www.town.shioya.tochigi.jp/forms/info/info.aspx?info_id=35049
11月7日の見形町長の挨拶(塩谷町
http://www.town.shioya.tochigi.jp/div/soumu/pdf/shiteihaikibutsu/goaisat...
塩谷町が求めるもの(塩谷町
http://www.town.shioya.tochigi.jp/div/soumu/pdf/shiteihaikibutsu/shioya-...
 
放射性物質汚染廃棄物処理情報サイト(環境省
http://shiteihaiki.env.go.jp
栃木県における処分施設候補地の選定手法概要版(環境省
http://shiteihaiki.env.go.jp/initiatives_other/tochigi/pdf/tochigi_04_03...