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本間 龍のブログ

原発プロパガンダとメディアコントロールを中心に、マスメディアの様々な問題を明らかにします。

「ふくしま応援企業ネットワーク」設立総会

 

 先日、福島復興推進企業連絡協議会(仮称)なる団体が旗揚げするというニュースをこのブログでもお伝えした。その設立総会が本日東電本社で開かれたので取材に行ってみた。


 まさか、311以前に原発推進PRに血道をあげていた福島県原子力広報協会のような団体が形を変えて出てくるのかと思ったのだが、取り敢えずそれは杞憂のようだ。
電気新聞の記事では、「福島県内の風評被害払拭のために活動する」と勇ましいことが書いてあったので緊張したのだが、今日の段階での実態は、ただのサポーター連絡会に近い感じだった。

 参加企業は以下の11社。全て廃炉作業に関係している企業ばかりだ。


鹿島建設
・関電工
清水建設
大成建設
竹中工務店
東電
東芝
日立製作所
富士電機
三菱重工
三菱電機

原発ムラの住人が揃いもそろった感じだが、当面の活動は、


福島県産品の購入促進(社員食堂の食材利用、社内バザー等)
・参加企業内での福島県内の観光促進
福島県産品の安全性についての理解促進
・各企業が実施している活動事例の紹介と共有

ということで、まずは参加企業内での活動を共有していこうということ。
ちなみに東電は事故後約42億円の福島県産品を購入したとのことだが、
この団体でどれほどの県産品を購入しようという数値目標の設定はない。
そこは様々なメディアが質問していたが、数値目標を設定すると、それを達成しなかった時のマイナスイメージを避けたいという考えがあったらしい。


で、事前に告知されていた「福島復興推進企業連絡協議会」という勇ましい名称は、「ふくしま応援企業ネットワーク」という少々可愛らしい名前に変わった。 少しでもソフトな印象にしようということかなのだろうか。

 

 発表された会の年会費は3万円なので、これで何か対外的な風評被害払拭キャンペーンが出来るとは思えない。また、とにかく何をするかもまだ手探りの状態で、数値目標もない。まだしばらくは「風評被害を払拭」するというよりも、とりあえず会員企業の社員に福島県産品を購入させるための会、ということのようだ。しかし、これがいつおかしな行動を取り始めるかは分からないから、引き続きウオッチしていこうと思う。 

 

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                        挨拶する東電・廣瀬社長

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                        集まった原発ムラの方々