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本間 龍のブログ

原発プロパガンダとメディアコントロールを中心に、マスメディアの様々な問題を明らかにします。

宇都宮地検検事正、菅谷さんに謝罪。これで検察の謝罪は終わりなのか?

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 今日、足利事件の菅谷さんに対して宇都宮地検検事正が謝罪。各紙とも速報で取り上げている。



 菅谷さんは本当に人の良い方なのだと思う。検事正が自ら訪ねたわけでもなく、更に謝罪の場が非公開とされたにもかかわらず「納得しました。許す気持ちになりました」などと口にしてしまう。私なら絶対に云わないだろう。



 各紙のサイトを比べてみたが、全国紙はどれも薄っぺらくてつまらない内容。以下のスポニチhttp://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20091005062.html
が一番、現場の雰囲気をきちんと伝えていると感じた。



(以下引用)

「納得しました。許す気持ちになりました」。5日、足利事件宇都宮地検検事正による謝罪を受けた直後、取材陣に囲まれた菅家利和さん(62)はそう口にしたものの、一貫して硬い表情。笑顔を見せず、つぶやくように話した。



 午前8時50分、佐藤博史弁護士らとともに宇都宮地検に入った菅家さんは青い長袖シャツにグレーのスラックス、襟元のボタンを開けたラフな格好だが、緊張した面持ち。



 会議室で幕田英雄検事正と対面しても伏し目がちでこわばった表情のまま。「本日はよろしくお願いします」と深々と頭を下げる幕田検事正に対して、軽く会釈をして応じた。



 検察側の意向で謝罪の場面は非公開とされた。高崎秀雄次席検事によると、約30分間、穏やかな雰囲気だったという。



 菅家さんは「納得した」とする一方、「森川(大司)検事(当時の担当、現公証人)と会えなくて残念だった」と付け加え、複雑な心境を隠さなかった。(引用ここまで)





 検事正が謝罪したという事実は評価できる。しかし、やはり菅谷さんの気持ちは晴れないだろう。

 

 謝罪というのは一般的に、謝罪する方がされる方を訪ねるものではなかったか。また、検事正という役職はもちろん重職だが、かれはあくまでも宇都宮地検の責任者であり、検察全体の最高責任者はあくまでも検事総長だ。



 このような場合、検事総長が自ら菅谷さんのもとに出向いて謝罪することで初めて「検察が謝罪した」ということが満天下に示されるのではないだろうか。今のままでは単なる「宇都宮地検の過去の不始末」を現役の検事正が詫びて「尻ぬぐいした」程度の話で終わってしまう。そして責任者の処罰はあいまいなままだ。



 そして菅谷さんの云うとおり、当時の担当検事が謝罪すべきなのだ。「あの時はベストを尽くした」とその人は思うだろうが、19年経ってそれは間違っていたことがはっきりした。だからこそ菅谷さんは今社会に戻っているのだ。



 過ちを認めるのは恥ずべきことではない。認めない行為こそが恥ずかしいのだ、と私は思う。

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