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本間 龍のブログ

原発プロパガンダとメディアコントロールを中心に、マスメディアの様々な問題を明らかにします。

「孤島の王」トークイベントに出演しましたーノルウエーの刑務所事情

マスコミ・映像関係者の皆様
 勾留施設についての記事制作・番組制作等でのコメントや、ドラマや映画制作の設定監修等でご質問があればお気軽にご相談下さい。報道番組へのコメント、新聞社との特集制作、テレビドラマの設定監修等で実績がございます。

 また、刑務所内部の話、刑務所を中心とした拘禁施設の現状、再犯問題、出所者の社会復帰についての講演・講義も行っております。お気軽にご相談下さい。


ー最近の講演・出演からー     主催団体/講演主題 

2011年10月16日 
千葉県ろう重複障害者施設をつくる会   私の刑務所体験・塀の中で出会った高齢者と障碍者

   11月21日    
学習院大学法学部庄司ゼミ        刑務所の実態と再犯問題
   12月 8日    
矯正と図書館サービス連絡会       刑務所の中と図書の重要性   


2012年1月13日
TBS 「マツコの知らない世界」に出演しました    
「マツコの知らない刑務所の世界」

2012年2月13日       
週刊現代2/25号にて「転落の記」が紹介されました

2012年5月2日

文化放送「夕やけ寺ちゃん」に出演しました

 

 5月3日の夕方6時40分頃より、有楽町ヒューマントラストシネマにて公開中の「孤島の王」のトークイベントに出演した。映画の予告編放映時間をトークに使用するので時間は15分ほどなのだが、雨の中「孤島の王」を鑑賞に来て頂いた方40〜50人ほどにお話しを聞いて頂いた。そこでの話を少し再録したい。

 この映画の舞台であるノルウエーは、「現在世界で最も受刑者に優しい国」として知られる。同国には死刑がなく、一番長い刑でも21年しかない。そもそも刑法犯の平均勾留日数は3ヶ月程度、というお国柄だ。

 なぜそんなことが可能なのか。これは同国警察関係者の講演で聞いたのだが、同国の場合、犯罪を犯した者はその出身地に帰り、地元の人たちと「なぜ犯罪を犯してしまったのか」について徹底的に話し合い、周囲の人々は出所した者の社会復帰に協力するのだという。

 つまり、地域社会が再犯をさせないために協力をするのだ。そこが、一度逮捕されて「容疑者」または「犯罪者」になったら、その場所に住むことができなくなる日本とは決定的に違う。

 日本の現状は、逮捕された者は徹底的に社会から排除する。その期間は長ければ長いほどよく、出所しても「恥ずかしいから帰ってくるな」と言われる。その結果、帰る場所を失い、親子や家族の絆を断たれた者は頼る場所がなく、再び罪を犯してム所に戻る。日本とノルウエーのそうした違いについて、少しでも良いから考えて頂ければ幸いである、と観客の皆様にお伝えした。