本間 龍のブログ

原発プロパガンダとメディアコントロールを中心に、マスメディアの様々な問題を明らかにします。

田代まさしよお前もか・・・4度目の逮捕

マスコミ・映像関係者の皆様
 勾留施設についての記事制作・番組制作等でのコメントや、ドラマや映画制作の設定監修等でご質問があればお気軽にご相談下さい。
 報道番組へのコメント、新聞社との特集制作、テレビドラマの設定監修等で実績がございます。

 また、8月より週刊漫画サンデー誌上にてコラム「刑務所エリート」連載開始しました!そちらも是非ご覧下さい!


 田代まさしがコカイン所持でまた逮捕された。
2008年6月に黒羽刑務所を出所し、本も出版して立ち直っていたかのように思えたが、やはりクスリから足を洗うことは出来なかったようだ。TVで見る彼の顔は、出所後あちこちのメディアに出ていたものではなく、痩せこけてまるで別人、まさしく末期ジャンキーそのものと感じた。
以下、ニュース記事。
 
<サンスポ・コム>
神奈川県警横浜水上署は16日、コカインを所持したとして、麻薬取締法違反の疑いで、東京都武蔵野市、自称タレント田代政容疑者(54)を現行犯逮捕した。

 コカインでまた逮捕された田代まさし容疑者(54)は、これまでにものぞきや薬物で少なくとも4回逮捕、書類送検されて世間をにぎわせた。お茶の間の人気者から一気に転がり落ち、ネット上で「神」とも“賞賛”された田代容疑者は、結局クスリとの縁を断つことができなかった。

 田代容疑者は昭和55年、歌手の鈴木雅之さんらとシャネルズを結成、デビュー曲「ランナウェイ」などがヒット。お笑いタレントとしても志村けんさんとのコンビで活動した。

 ところが、平成12年に、東京都目黒区の駅構内で、女性のスカートの中を盗み撮りしていたとして都迷惑防止条例違反容疑で書類送検され、芸能活動を休止。この際、テレビ局のインタビューに「ミニにタコができるというタイトルのギャグ映像を作ろうとしていた」と弁明し、ひんしゅくを買った。同年12月に東京簡裁から罰金5万円の略式命令を受けた。

 芸能界復帰に向け動き始めた13年12月には、今度は民家の浴室をのぞいたとして軽犯罪法違反容疑で逮捕された。さらに家宅捜索の結果、自宅から覚醒剤(かくせいざい)が見つかり再逮捕。14年2月に懲役2年執行猶予3年の判決を受けた。

 16年6月には、乗用車を運転してオートバイと衝突。オートバイ運転の男性が左太もも骨折の重傷を負った。現場はUターン禁止区域だった。

 そして、執行猶予期間中の16年9月、東京都中野区の路上で停車中の乗用車内にいて警察官の職務質問を受けたところ、バタフライナイフ(刃渡り8センチ)と覚醒剤を所持していたため現行犯逮捕。17年2月に懲役3年6月の実刑判決を受け、服役した。

 こうした一連の転落の軌跡がネットでは受け、「神」として“賞賛”された。20年6月に出所して以降は、CS放送で番組を持っていたほか、今夏には田代容疑者への各界著名人のエールをまとめた応援本も出版。薬物を断って立ち直っているように見えた。(SANSPO.COMより)


<ロケットニュース24>
タレントの田代まさし容疑者(54歳)が、コカインを所持していた容疑で逮捕されていた事が判明した。一緒にいた女性は覚醒剤の所持で逮捕されたという。田代容疑者はすでに麻薬関連の逮捕を数回繰り返しており、マスコミへの復帰は絶望的といえる状態となった。

田代容疑者は2000年9月に迷惑防止条例違反で書類送検。続けて2001年12月には軽犯罪法違反と覚せい剤所持で逮捕されている。また、2004年6月には人身事故を発生させ、同年に銃刀法違反と覚醒剤取締法違反で再び逮捕。

実刑判決を受けて刑務所に収監されていたが、2008年6月に出所し、ステージイベントなどに出演するなどの活動を続けていた。逮捕歴に関して自虐的なギャグを連発するなど、独自の笑いを放っていたが、度重なる逮捕はそのようなイベントすら復帰できないほど大きなダメージになったといえよう。

ステージイベントで田代容疑者の対応をした事がある人物に取材をしたところ、「非常におとなしくて紳士的な態度の方でした。ですので、完全に反省していると感じていたのですが……。このようなことになってしまい残念です」とコメントしていた。

田代容疑者の公式ブログ『田代まさしブログ』には、「嫌な予感が当たってしまいましたね。高円寺で見かけた時は明らかに挙動不審でしたもん」や「おまえに明日は来ない」、「志村けんに土下座したくせに、なんで信頼性失うことしたのか不思議」、「あなたを産んでくださったお母さんやあなたを応援してくださった人を思うと心が痛みます」、「せっかく支援してくれる人も居たのに、これですべてパーですね」などの厳しいコメントが書き込みされている。

田代容疑者の公式『Twitter』は、逮捕前日の15日夜に「今日はこれからラジオ番組レインボータウンFMの生放送! 今日のテーマはいい男、いい女…語ります」と書かれたのが最後となっている。麻薬で逮捕されるような人物が「いい男」を語れるはずがない。そんな皮肉も言いたくなる再逮捕である。(ロケットニュースより転載)


 田代の出所は私より4ヶ月ほど早かったが、その出所会見がヨレヨレだったとの話題はム所内でも有名だった。彼は有名人だったため、私がいた16工場と同じカテゴリーの15工場(作業不適格の高齢者や障害者を集めた工場。有名人も多い)にいたのだが、終始不眠に悩み眠剤を服用していたらしく、出所会見でもその影響が出たのでは、と言われていた。

 出所後出版した本の中では、ムショ生活を「人間を破壊する場所」と強く非難していたのだが、僅か2年足らずでそこに逆戻りするとは・・

 出所して5年以内の再犯は、「反省が足りない」「常習性が顕著」として初犯よりも遙かに重い刑が科せられるから、今回のコカイン所持も懲役3年以上は免れないだろう。さらに、黒羽は初犯刑務所だから扱いはまだ緩かったが、次は累犯刑務所だから、更に厳しい「人間を破壊する場所」に行くことになる。

 自身が語ったとおり、絶対に戻りたくない場所のはずなのに、なぜまた禁を犯したのか。清水健太郎もそうだが、それほど薬物というのは恐ろしく、理性や人間性で克服するのは本当に至難だということなのだろう。非難するのは簡単だが、田代の弱さよりも、薬物の強烈な再犯性の恐ろしさにこそ戦慄する。

 全く面識はなかったが、同じ黒羽をほぼ同時期に出て、出版もした人間として、いつかお話ししてみたいと思っていたのだが・・・残念至極である。今年7月に各界の友人達の激励コメントを集めた「帰ってこいマーシー」が出版されたばかりなのに、その期待も裏切ってしまった。

帰ってこいマーシー

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審判

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