JAYWALK逮捕、覚醒剤汚染は止まらない
またもや覚醒剤で芸能人逮捕。
今回はJAYWALKのボーカル、中村耕一。先ずは産経のニュースから。
(転載ここから)
【JAYWALK逮捕】深刻な芸能界の薬物汚染
2010.3.9 11:32
またも芸能界から薬物汚染にかかわる容疑者がでた。路上で覚醒剤を所持していたとして、9日、警視庁麻布署に覚醒(かくせい)剤取締法違反(所持)の現行犯で逮捕されたのは、ロックバンド「JAYWALK」のボーカル、中村耕一容疑者(59)。「何も言えなくて…夏」などのヒット曲がある人気ボーカリストだが、近年、薬物事犯にかかわる逮捕者が芸能界から相次いでいる。
平成21年だけでも、元俳優、押尾学被告=保護責任者遺棄致死罪などで公判中=が8月に合成麻薬MDMAの使用容疑で逮捕されたほか、元女優の酒井法子さん=有罪確定=が覚せい剤取締法違反容疑で、元「男闘呼組」のギタリストだった成田昭次さん=有罪確定=も大麻所持でそれぞれ逮捕された。
元アイドルグループ「光GENJI」のメンバー、赤坂晃被告(36)が同年12月に覚せい剤所持で逮捕され、今月3日に初公判で懲役2年を求刑されたばかりだ。
このほかにも、元タレントの小向美奈子さん、▽元「はっぴぃえんど」ギタリストの鈴木茂さん▽俳優、中村雅俊さんの長男、俊太さん−らが薬物をめぐり逮捕された。
(転載ここまで)
芸能界の薬物汚染が叫ばれて久しいが、一度やったら抜けられないのが覚醒剤だから、のりぴーや押尾君の事件の最中、「自分もこのままでは危ない」と一瞬は思っても、やはりやめることは出来ないのだ。
私は別にJAYWALKのファンではないが、あの大ヒット作「何も言えなくて・・夏」くらいは知っている。のりぴーや押尾に比べて、彼のような専業歌手が作る歌に青春の記憶を重ねる人々も多いだろうから、今回の逮捕劇が与える衝撃もまた随分罪作りな気がする。
薬物、特に覚醒剤は一度覚えたら自分の意志だけではなかなかやめられない。でも自ら出頭したら逮捕されるからそれも出来ない。そうしている内に、現実逃避や逮捕の恐怖から逃れるためにまた使ってしまい、結局は逮捕や大事件に発展してしまうのだ。
ようするに現行法では、一度でも使ってしまえばもはや後戻りできない一方通行の暗闇に入らなければならない。もちろん使ってしまった自分が一番悪いのだが、やめたくとも逮捕が怖くて言い出せない者も大勢いるのではないか。
この悪循環を断つために、自ら名乗り出た者には最初の一回に限り逮捕ではなく指導に止め、専門の病院に誘導するなどの法的措置はとれないものだろうか。そうすれば、限界値に達する前に後戻りできる人たちも出てくると思うのだが・・・甘いのかなぁ。